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四日市あすなろう鉄道 > 乗るなら今!のレトロでかわいいパステル車両

沿線の魅力発見 ちいさな電車旅

乗るなら今!のレトロでかわいいパステル車両

2018/02掲載

四日市あすなろう鉄道は、小さくてかわいい鉄道なのはご存知ですか?
ホームに入ってきた時は、まるで遊園地の乗り物みたいでワクワクしてしまいました。

レトロなパステルカラーのこの車両、現在1編成のみの貴重な旧型車両なんだそうです。
3両編成の前と後ろのオレンジの車両は、昭和58年4月製造、さらに真ん中の薄緑の車両は、なんと昭和24年3月製造なんだとか。ということは、薄緑の車両は68年も働き続けているんですね。すごい!!
こんなにかわいくて働きものの旧型車両ですが、今年(平成30年)の9月にリニューアルされ、最後の1編成もなくなってしまいます。本当に残念。みなさん、乗るなら今ですよ!

真ん中の車両はドアもこんなにせまいんですよ。かわいい〜。

四日市あすなろう鉄道は、「ナローゲージ」と言って線路幅(ゲージ)が762mmしかないんです。ちなみに、お隣の「近鉄名古屋線」は1,435mmらしいので、約半分のせまさ!

あまりのせまさに、両手が届くか思わず試してみた結果がこちら!

・・・さすがに届きませんでした。
でも座った時は、向かいの人と足が当たってしまいそう・・・(笑)
この「ナローゲージ」、日本で現存するのは「四日市あすなろう鉄道 内部・八王子線」と、あとは「三岐鉄道北勢線」、「黒部峡谷トロッコ電車」の3箇所のみなのだそうです。

さらに、車両にまつわるマニアック情報。日永駅ホームの急カーブに対応するため、前と後ろの車両の端はさらに少し斜めに幅をせまくしてあるんだそうです。一番初めの写真をよーく見ていただくとわかるかも!?

四日市市のマスコットキャラクター、こにゅうどうくんのラッピング車両。
こにゅうどうくんの人気も上昇中です。

横に座るタイプのロングシートと、このような1人掛けのタイプの椅子もあります。
ここから映る窓の景色やホームも、どこか懐かしくのどかな感じがして、ほっと和めるひとときでした。

【ナビゲーター/矢田百恵】
三重県四日市市出身
2016ミス・ユニバース 三重代表

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